今年亡くなった爺さんの青春時代であった第二次大戦が終わって62年たった。
うちの爺さんの小隊では、戦火の中国で昭和16年2月28日に捕らえた小豹をそのまま育てていて、豹(ハチ)との楽しい出来事もあったようだが、部隊のある作戦参加で飼うことができなくなり、上野動物園に引き取られる。
園にやって来たのは17年7月。園では出征兵士が育てたヒョウであることをPR。人気を集めていたが、18年8月18日に処分された。
※国民には戦争大勝と伝えられていたが実際はそうでないため、東京都長官が空襲により猛獣が逃げ出す事態を懸念して指示したとのこと
同小隊の小隊長が昭和56年にハチの話しを交えた自費出版本を出していて、若い爺さんを含めた小隊を束ねていた著者のまえがきでの言葉は、以下のものだった。
終戦後35年が過ぎようとしている。私たちの青春時代は戦争で明け暮れた。そして勝敗がどうであろうと、戦争は人類最大の罪悪であり、悲劇であることも身を以って体験した。
あの忌々しい戦場へ我が子、我が同胞を送ってはならない。
戦争は誰よりも反対の姿勢でありたい。然し、国家の平和と繁栄は国民の幸福に連なり、国家なくして国民の幸福はあり得ない。
俺の人生も日本で成り立っていて、守りたい人や好きなものがあることを考える。
2007年08月15日
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